シ ス テ ム 紹 介

鉄・亜鉛めっき面に直接塗ってください

塗膜中の亜鉛が鉄に接触することで、電気化学的にさびを防ぎます

ローバルシリーズは作業性の良い1液タイプです。2液、3液タイプのような面倒な混合作業や可使時間の制限もありません。清浄な金属面に、よく撹拌し、膜厚を確保できるようしっかり塗るだけで十分なさび止め効果を発揮します。特別な道具や熟練を必要とせず、誰にでも簡単に扱うことができます。

ローバルが強力なのは、一般塗料とはさび止めの原理が違うから。

一般塗料は「環境遮断」によるさび止めであるため、塗膜の傷や劣化からさびが発生して塗膜の下に広がっていってしまいます。ローバルは「亜鉛の電気化学的な働き(犠牲防食)」によって長期間さびから塗膜下の金属を守り、さびの広がりも防ぎます。

腐食の厳しい環境でも防錆性能が持続。

非常に腐食環境の厳しく、一般さび止めにフタル酸上塗り塗料の組合せでは 1年も持たずにさびてしまうほどの過酷な環境において、ローバルの高い防錆能力が証明されています。(宮古島試験場にてローバルの 13年間暴露試験結果)

     

亜鉛めっきの劣化度が進行してしまうと入念な素地調整が必要になります。
早めの段階で補修を行えば素地調整に手間がかからず、改修が簡単に行えます。  

   

   

卓越したさび止め性能を十分に発揮させるために、 素地調整はとても重要です。
ブラストや動力工具を使用し、 清浄な金属面を露出させてから塗装してください。

 ローバル塗装 3つのポイント

ブラストまたは動力工具を使用して、
水分・油分・黒皮・さび・旧塗膜を除去し、清浄な金属面を露出させます。

十分な撹拌

全体が均一になるよう十分に撹拌します。
シンナーによる希釈の必要はありません。
※粘度が上がった場合だけ専用シンナー使用(ただし重量の5%以内)

膜厚の確保

乾燥膜厚80μm以上塗り延ばさずたっぷりと塗ります。
(厚膜ローバル以外は2回塗り)
さび止め能力は膜厚に比例します。

膜厚測定

最終的に乾燥後の膜厚を測定して管理してください。

ご注意ください

  

時間の経過とともに色が変化、
色変化はさび止め効果の証。

ローバル製品は調色しておりません。
実際の塗膜は暴露されるにしたがい色が変化していく特性があります。

PAGE TOP